サブカル糞野郎のあの日々「ある音楽家の人」
当時、僕は躁鬱の躁の状態だった。
というのは、僕は高校を卒業してすぐに母が家出して以来家族を失って、また数年来の彼女に振られて、埼玉の富士見というところでくすぶっていて不幸のどん底にいたのにみんなが幸せそうで苦しかったのですが、
3,11、いわゆる東日本大地震の影響で不幸感が全国民に広がり僕の持っていたマイナスが中和された。
ホントに糞野郎だなぁと思うだろうけど、僕はホントに地獄のような日々を過ごしていたので、あの地震に救われました。
「メランコリア」という映画はそんな僕のような問題児が主人公なので、多くの人は感情移入できねー!と思ったに違いないですが、僕は感動しましたよ。不公平な世界を一変させる大きな不幸こそ、僕は待ってたんだ!!
そんな気分で、一気に躁鬱の躁だけの状態になり、この時はオフ会的なものを催してました。
このオフ会、驚くべき事に現在の紅白歌合戦のPerfumeの映像とか作ってる才能ある映像作家の荒牧くんとか、ネットで話題になって文化庁メディア芸術祭で賞をとったようなミュージックビデオの監督の橋本くんまで来てました。当時は学生でしたが!ただ、そのなかでも僕が興味深かったのは、このオフ会を一緒にはじめたケビンくん。当時はfhána結成前でしたが、音楽の才能がとにかく凄まじい。天才とはこういう人なのか!?とか思いました。あと、あらゆるコミュニティに参加しているアクティブさ、コミュニケーション能力の高さ、ただ圧倒的なスピードで成功を掴む姿には正直怖さを感じるところもありました。
ちなみに、このオフ会。後にイベントを開催したのですが、その売り上げをみなさんに還元できてないこともあり、やや気まずくなりその後みんなとは疎遠になってしまいました。
縁(¥)の切れ目ってやつですな。
みなさん、ご迷惑おかけしました。
ちなみに、当時映像制作会社に勤めていたのですがそこを無断で辞めたのが運の尽きでしたね。ホントに辛くて辛くて行けなくなっちゃったんですけどね。。。
映像作らなくなった時点で描けなくなるってわかりました。
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