サブカル糞野郎のあの日々。「映像作家たち」
僕は、2009年から数年ほどインディーズの音楽家の方のミュージックビデオをせっせと作ってました。後にエレクトロニカのジャンルでは凄い人気になるAmetsubさんとか、当時はU-zhaanもメンバーの1人だったASA-CHANG&巡礼とか。
遡ること数ヶ月。僕は東京の空を撮ることに取り憑かれていました。というのは、その前に人を使って映像を作ったり、また大規模なコマーシャルのスタッフとしてこき使われていて、正直映像を作ることに嫌気がさしていたのです。そこで、かつてのバイト仲間であった楫野さんに編集を押し付け街中で東京の空の映像をかき集めていました。お金も人も使わずに映像を作ってやるという。ただ、それだけのことでした。すると、当時YMOがHASYMOと言う変名ユニットになって楽曲を作っていて、そのミュージックビデオを素人から募集していて、その曲があまりに空の映像とピッタリだったので、応募してみたのですが、見事に受賞しました。
そんなわけで、坂本龍一さんのお気に入りのアーティスト御二方のミュージックビデオを作らせていただくに至ったわけです、、、。
ただ、、出来に満足しているかというとかなり怪しいところで、正直かなり力不足でしたけど…。
当時お世話になった楫野さんは勿論、作る機会をくださったPROGRESSIVE FOrMのnikさんとか、編集者ライターの熊谷さんとか、commmonsの清宮さん、あと現場を見せてくださった映像作家の夏目現さんとかには、映像から退いた今でも頭が上がりませんよね。
いまは映像を作るということに興味がなくなっていますが、映像自体は大好きなのでまたやる気が出たら作りたいなぁ、なんて考えたりします。
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