サブカル糞野郎のあの日々。「SRサイタマノラッパー」編

入江悠監督をご存知だろうか?
神奈川生まれ、埼玉県深谷市の出身の若手映画監督のひとりで、「SRサイタマノラッパー」で注目を集め、最近では「太陽」の成功も記憶に新しい。
僕がその入江さんとは交流はなかったものの、当日アルバイトをしていた映画館の館長経由で彼の噂を聞いた。当時は短編をいくつかとったことのある若手監督と言う感じで、まだ「SRサイタマノラッパー」で評価を得る前でした。当時のアルバイト先、深谷シネマには深谷市でロケをする際にそれを捌く役割の方がいて、コワセさんという方でしたがその方はSR1作目にて会議室で主人公達に厳しいことを言うおじさんです。ちなみに、館長はその会議室のシーンで、進行役をやっている気の弱そうな白髪のおじさんです。
そんな若手監督として、深谷市にて撮影したりしに戻って来ていたのを僕は遠巻きに見ていたわけですが、なんだかすごく羨ましかったです。才能がある人には大人が群がるのだなぁ、、、と思いました。
直接会ったことはありませんが、そんなこんなで入江さんが深谷市に映画制作の流れを持ち込んだことで、僕も当時高校を卒業したばかりだったのですが、それまでも映画を作りたいと思っておりましたが、より一層映画とかで映像制作にあこがれを抱くようになったのでした。ですから、「SRサイタマノラッパー」はストーリーも含め、様々な意味で僕にとっては特別な映画なのです。
田舎に住む僕にとっては映画の世界なんて未知の世界でしたけど、身近な存在として認識したキッカケはその時だったと思います。
また、才能というものに愕然としたのもこの時です。

日常と視界

映画と服とインテリアと...あと映画も好きだよ。

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